リバーベッド、業界初、エッジ仮想サーバインフラストラクチャを実現する Granite製品群をリリース
WAN越しにあるストレージが'まるでローカル環境'にあるように機能
日本発表日—February 23, 2013—
SAN FRANCISCO-February 23, 2012-ITインフラのパフォーマンス向上を専門とするリバーベッドテクノロジー株式会社(東京都港区、代表取締役 社長 岡本吉光、以下リバーベッド)は本日、エッジ仮想サーバインフラストラクチャ(エッジVSI)と呼ばれる新しいアーキテクチャアプローチを可能にする、Riverbed® Granite™を発表しました。エッジ仮想サーバインフラストラクチャは、仮想デスクトップインフラストラクチャ(VDI)がデスクトップに対して行うことを、エッジサーバに対して実行します。エッジVSIを利用することで、IT部門はデータセンター内の全てのエッジサーバを統合および管理できるようになります。エッジVSIがVDIと異なるのは、TCO(総所有コスト)を20~25%削減できる点です。グローバル規模で事業を展開する企業がGraniteを利用すれば、エッジのアプリケーション、サーバ、ストレージを完全にデータセンターに統合するのと同時に、エンタープライズのエッジに対して、それがローカル環境であるかのようにサービスを提供できます。エッジVSIはWAN最適化を補完し、既存のWAN最適化ソリューションでは改善できなかったアプリケーションや導入時のパフォーマンスを高速化します。
Graniteは、これまで不可能だと考えられていたことを可能にします。ストレージは何千キロも離れた場所にあるサーバから切り離され、サーバに対してローカルであるかのようにサービスを提供します。ユーザは完璧なパフォーマンスを獲得でき、IT部門は世界各地に分散した支店オフィスのためのデータを全てデータセンター内で管理、バックアップ、セットアップし、さらにパッチを当て、拡張し、保護することができます。Graniteを導入することで、コストのかかるリモートオフィスでのバックアップやリカバリープロセスを排除し、十分に活用されていないエッジサーバやストレージを統合しできます。、この方法では、エッジでのインフラストラクチャ管理に伴うネットワークIT管理者の出張費を含めた一般のIT管理コストを大幅に削減できるため、従来の分散インフラ管理手法に比べて最大50%の経費節減を実現できる見込みです。
エッジ仮想サーバインフラストラクチャの導入:アプリケーションのレベルを超えてパフォーマンスを改善 世界中で数千社にのぼる企業が、アプリケーション高速化、統合、帯域幅の節約、ビジネス継続性/ディザスターリカバリー(BCDR)などのさまざまな目的でWAN最適化を導入し、成果を挙げてきました。しかし世界各地に分散したインフラストラクチャの統合を行う際に、支店オフィスに少数のサーバが残ってしまうことは少なくありません。Graniteは、企業がこれらのサーバを整理し、完全な統合を実現するために開発されたものです。
Gartnerのストレージ技術および戦略リサーチ担当バイスプレジデント、デイブ・ラッセル(Dave Russell)氏は次のように述べています。「これまで、データセンターとリモートオフィスはそれぞれ別個の運用プロセス、手順、インフラによって管理されてきました。IT部門にとって理想的なのは、コントロール、規模の経済、セキュリティを実現した1つの中央データセンター内にITインフラをまとめ、将来のデータセンター構築への投資を有効活用できるようにすることです。しかし、大企業では世界中に従業員が分散しているため、特にストレージのワークロードが多い場合はパフォーマンスの低下が大きな問題になります。中央データセンターでの集中管理を実現するには、このワークロードの問題に対処できる新しい手法が必要なのです。」
書き込み集約型のカスタムアプリケーションを求める支店オフィス、既存のWAN最適化テクニックを受け付けない大容量データセットを必要とする作業、WAN停止時のユーザの生産性低下といった問題を懸念する企業は、エンタープライズのエッジにあるストレージやアプリケーションサーバを、高いコストをかけて維持せざるを得ません。そのためITの設置面積が増大し、管理やインフラのコストがかさんでしまっています。
Graniteは分散ネットワークにおける帯域幅と遅延の問題を解決できる上に、技術スタックの下層であるブロックレベルでは、データセンターの延長上にあるデータストレージやサーバなど、各地に分散するインフラをWAN経由で届けられるようになります。たとえばGraniteは、ブロックレイヤにファイルシステムのインテリジェンスを追加することで、サーバ・ストレージ間で次々に発生するやりとりを、並列に処理することが可能になります。この画期的技術により、分散したデータやサーバが1カ所にまとめられ、エッジにいるユーザはパフォーマンスの影響を受けることがなくなります。また、分散したインフラの管理に伴うコストが最大50%削減されます。
Graniteには2つのコンポーネントが必要です。1つはデータセンター内の物理または仮想アプライアンスであるGranite Core、もう1つは支店オフィスのSteelhead® EX上で稼働するサービスのGranite Edgeです。Steelhead EXとGraniteを組み合わせることで、WAN最適化、仮想サービスプラットフォーム、革新的なブロックストレージ最適化が実現するため、企業は統合と集中管理という2つのメリットを享受できるようになります。またGranite Edgeは、スタンドアロンのアプライアンスとして利用することも可能です。
リバーベッドの製品担当エグゼクティブバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャー、エリック・ウォルフォード(Eric Wolford)は、次のように述べています。「お客様に理想のITインフラの図を描いてくださいとお願いしてみると、無秩序に拡大するインフラを集中管理する必要性が強調されています。Graniteを用いて仮想化と統合を進めていくことで、企業はこの夢を実現することができるのです。」
リリース時期 Graniteは今四半期に一般発売される予定です。
世界中で16,000社を超える企業がリバーベッドを活用し、距離、分散コンピューティング、および増大を続けるデータ量が引き起こすパフォーマンスの課題を克服するソリューションによって、自社のITインフラの理解、最適化、統合を実現しています。IT部門がクラウド環境に向けたワークロードの仮想化、統合、移行を戦略的に進めていくのにつれて、ユーザとデータ間の距離は離れ、結果的にアプリケーション動作とファイル転送の遅れやWebサイトの非効率性につながり、ITにおける戦略的取り組みの成果を低下させてしまうことになります。リバーベッドは、WAN最適化、アプリケーションアウェアなネットワークパフォーマンス管理(NPM)、アプリケーションデリバリ、Webコンテンツ最適化(WCO)、およびバックアップ、アーカイブ、ディザスターリカバリー(DR)のためのクラウドによるデータ保護といった幅広いソリューションの提供により、ITパフォーマンスを一変させます。あらゆるアプリケーション最適化をいたるところに提供する、リバーベッドの非常に幅広いパフォーマンスソリューション製品群によって、企業はビジネスの回復力とコスト管理力を強化でき、、生産性と効率性の向上を実現できます。
リバーベッドについて
リバーベッドは、グローバルにつながる企業のパフォーマンスを向上させます。リバーベッドのソリューションによって、仮想化、統合、クラウドコンピューティング、ディザスターリカバリーなどの戦略的な取り組みを、パフォーマンスを損なうことなくインテリジェントに実行できます。リバーベッドは、ITの理解、最適化、統合のために企業が必要とするプラットフォームを提供し、ビジネスニーズに即した、迅速で柔軟性が高くダイナミックなITアーキテクチャーを構築できるよう支援します。リバーベッド(NASDAQ: RVBD)の詳細は、www.riverbed.com/jp/ をご覧ください 本文中に記載のあるリバーベッドならびにリバーベッド製品およびサービスの名称またはロゴは、Riverbed Technology, Inc.の商標です。その他すべての商標は、所有者である各社に帰属します。
Riverbed Technology、Riverbed、Steelhead、RiOS、Interceptor、Think Fast、Riverbedロゴ、Mazu、Profiler、CascadeはRiverbed Technology Inc.の商標または登録商標です。その他記載された会社および製品名などはすべて該当する各社の商標または登録商標です。
<本件に関する報道関係者のお問い合わせ先>
リバーベッドテクノロジー株式会社
マーケティング部 伊藤
TEL: 03-5419-1988/FAX: 03-5419-5798
E-mail: marketing@riverbed.co.jp
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Riverbed®, The Digital Performance Company™, is united in our purpose of Advancing the Human Experience in the Digital World. Behind every digital experience is a human one, and Riverbed enables organizations to measure digital experiences and maximize digital performance so they can deliver better and more powerful human experiences— for customers, employees, partners, patients, and citizens. Riverbed’s Digital Performance Platform includes a combination of Digital Experience Management and Digital Networking solutions that ensure superior digital and user experiences, provides new levels of operational agility and accelerates business outcomes. Riverbed’s 30,000+ customers include 100% of the Forbes Global 100. Learn more at riverbed.com
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