世界各地の陸上回線が利用できないか、高価な場所、または陸上回線では必要な帯域幅を確保できない場所で衛星が使用されています。多大な費用のかかる衛星ベースのリンクから貴重な帯域幅を取得できますが、地上と衛星の往復距離によって遅延は極めて大きくなります。
国を横断するか、大洋を横断する陸上ベースのWANリンクに必要な標準ラウンドトリップ時間 (RTT)は一般に100~200 msですが、衛星リンクの場合はすぐにまる1秒までかかります。こうした膨大なRTTは、特にCIFS、MAPIなどのアプリケーションプロトコルとTCPを使用していると、大量の遅延の原因になります。
TCPの動作を改善する衛星専用の最適化製品と異なり、Steelheadアプライアンスは、WAN (衛星ベースのリンクを含む)に影響を与える、帯域幅の制限、TCPの動作、およびアプリケーションプロトコルの動作の3要因すべてに対応します。
データの配信に衛星リンクを使用する場合、衛星リンクを介していずれのアプリケーションを実行するにしても、Steelheadアプライアンスは現在のアプリケーションのパフォーマンスを大幅に塗り替えます。極めて大幅な遅延が生じるため、多くの企業はExchangeやWindowsファイル共有を衛星リンクのサイトに展開できずにいます。Steelheadアプライアンスを使用すると、こうしたサイトでもLANで接続されるローカルオフィスと同様のパフォーマンスを手に入れることができます。