データセンターを統合するためのアプリケーションの高速化
多くの大規模組織はアプリケーションのパフォーマンスを全世界で同質に保つために、複数のデータセンターを運営するようになりました。ワイドエリアネットワーク(WAN)を通過するアプリケーションを高速化できれば、データセンターの統合も夢ではないと考えられています。
以前は各地に分散した社員のサポートのためにデータセンターを統合するという考えは現実的ではありませんでした。ITチームは、複数のデータセンターの構築と保守に加え、許容可能なアプリケーションのパフォーマンスを達成するために、すべてのデータセンターの保守、監視、パッチのアップグレード、ミラーの作成などを絶えず実施する必要がありました。また、データセンターが複数に及ぶことで新しいアプリケーションの展開も遅れました。各データセンターはアプリケーションを個々に導入する必要があり、仕様に沿ってアプリケーションが機能するように事前テストを追加しなければなりませんでした。
データセンターに必要なすべての新規設備費用や人件費は別としても、データセンターが統合されていない場合、データの一貫性とパフォーマンスが損なわれる危険性があります。離れた場所にあるデータセンターのファイルにWANからアクセスする必要がある場合、コラボレーションが困難なこともあります。また、アプリケーションのパフォーマンスが最適化されません。異なるデータセンターの同一ファイルに同時にアクセスする場合、データの一貫性エラーが発生します。さらに、データセンターが統合されていない場合、法令遵守の達成はますます困難になります。
ワイドエリアデータサービスソリューションを使用すると、アプリケーションを高速化してグローバルまたは地域のデータセンターを効果的に統合できます。Riverbedのソリューションは、WANを通過する最重要のアプリケーションを大幅に高速化すると同時に、WAN帯域幅の利用率を削減できます。アプリケーションがWANで高速化されると、地理的にデータセンターに近接しているかどうかは重要でなくなるので、データセンターの統合が現実のものとなります。
データセンターの統合とアプリケーションの高速化が結びつくと、両者の優れた部分を取り入れることが可能です。ユーザは高速のアプリケーションパフォーマンスを手に入れ、適切なデータを使用できるようになります。IT管理者はデータセンターのインフラストラクチャを簡略化し、保守作業を削減できます。
当然、ディザスターリカバリーに備えてバックアップ用のデータセンターは必要です。Riverbedでデータセンター間のデータバックアップとレプリケーションをさらに高速化することも可能です。