リバーベッド、“ADC-as-a-Service”を実現するプラットフォーム 次世代ADCテクノロジー「Stingray Services Controller」を発表
日本発表日—June 04, 2013—
2013年6月4日、日本発
アプリケーションのパフォーマンス向上を専門とするリバーベッドテクノロジー株式会社(東京都渋谷区、以下リバーベッド)は本日、業界に変革をもたらす新たなプラットフォームを発表しました。Stingray® Services Controllerを利用し、あらゆるお客様がApplication Delivery Controller-as-a-service (ADCaaS)を実現できる新しい次世代ADCプラットフォームです。本新製品、Stingray® Services Controllerは、SDN (Software Defined Network)を含むどのようなネットワークアーキテクチャにおいても、アプリケーションデリバリサービスの導入を自動化することが可能です。
通常、ADCは「ADCボックス毎に1つのアプリケーション」というネットワーク中心のモデル、または共有ADCインフラが複数アプリケーションの需要をサポートする必要がある状況において導入されてきました。リバーベッドのStingray Services Controllerでは、「アプリケーション毎のADC」導入モデルを実現します。本モデルは、絶え間なく進化を続けるアプリケーションとデータセンターアーキテクチャ、ワークフロー等に対応するべく構築されました。また、機敏性の改善、高精度な自動化、サービス提供までの時間短縮を実現できる次世代ADCアーキテクチャを必要とする運用モデルにも対応したものです。リバーベッドのADCaaSを実現できる技術により、クラウドプロバイダーやプライベートクラウド内でアプリケーションデリバリサービスを導入する企業は、必要に応じてADCの提供、スケーリング、導入を柔軟に行うことが可能になります。
Joyentの創業者で最高技術責任者でもあるジェイソン・ホフマン(Jason Hoffman)氏は、次のように述べています。「リバーベッドのStingray Services ControllerとJoyentの高パフォーマンスクラウドを使用すれば、当社のお客様は、機敏性とコスト効率に優れ、非常に容易な方法でADCサービス展開、ライセンス付与、スケーリングすることが可能になります。この画期的な高パフォーマンスのアプローチが当社のDNAと融合することで、真に伸縮自在のクラウドデリバリモデルとしてADCを導入、管理できるようになるのです。」
レガシーなADCの課題
Stingray Services Controllerは、IT設計者や運用者が、昨今新興のSDNアーキテクチャを使用して、既存または仮想のデータセンター内で従来のADCアーキテクチャの導入を試みる場合に直面する課題に対処します。ビジネスや運用に影響を及ぼす要因として、次の課題が挙げられます。
- ADCサービスの導入に数日、数ヶ月かかる
- マルチテナントのため、アプリケーションまたはテナントあたりのパフォーマンスを保証できない
- ADCの運用をスケーリングする場合、リアルタイムでの動的なサイズ変更をするのではなく、より大きいボックスを使用して過剰容量を事前に調達する必要がある
- 手間のかかる変更管理プロセスにより、ADCの運用が時間のかかる作業となる
伸縮自在のスケーリングを実現する課金モデル Stingray Services Controllerを導入すれば、企業やクラウドプロバイダーは、サービスモデルとしてADCインベントリを自動的に提供、導入、ライセンス付与、スケーリング、管理することができます。
また、Stingray Services Controllerは、ADCサービスを導入している顧客に対してStingray Traffic Manager (STM)「マイクロ」インスタンスと呼ばれる新しい課金モデルも提供します。STM「マイクロ」インスタンスは、小規模なADCインスタンスから大規模なStingrayインスタンスにいたるまで多岐にわたり、すべてコモディティサーバに配置されます。このインスタンスにより、顧客がトラフィック負荷を推測して事前にADC性能を調達しなければならないような、従来のスループットベースのADCサイズ変更モデルはなくなります。STM「マイクロ」インスタンスを使用することで、ADCサービスはオンデマンドで柔軟にスケールを変更でき、データセンター内の各アプリケーションに適したサイズに設定できるため、高密度で完全に独立した、マルチテナントのスケーリングが実現します。
リバーベッドのStingrayアプリケーションデリバリ事業部シニアバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャー、ジェフ・パンコッティン(Jeff Pancottine)は、次のように述べています。「仮想データセンターの出現により、レガシーADCはボトルネックとなる可能性があり、仮想化戦略とクラウド導入から除外され始めていました。Stingray Services Controllerを使用すれば、お客様はワークロードの変更に適応できる極めて柔軟性の高いADCプラットフォームを手に入れることができます。リバーベッドは、任意のデータセンターアーキテクチャの上にレイヤー7サービスを配置できる、SDNのアプリケーションデリバリの仕組みを投入しようとしているのです。」
発売時期:Stingray Services Controllerは、2013年第3四半期を予定
Stingray Services Controllerに関する情報
- Interop Tokyo 2013:リバーベッドは、6月12日~14日に幕張メッセで開催されるInterop Tokyo 2013のブース番号5B21でStingray Services Controllerの展示を行います。リバーベッドのブースにぜひお越しください。
- #RiverbedStingrayを使用してtwitterでStingray Services Controllerをフォローすることができます。
- Stingray Services Controllerを説明する動画: http://youtu.be/FeQrxz6NDlo
- ADC-as-a-Serviceのインフォグラフィック: http://www.riverbed.com/about/document-repository/Riverbed-Stingray-ADCaaS-Infographic-May7-2013pdf.html
- Stingray Services Controllerの製品説明: http://www.riverbed.com/about/document-repository/Stingray-Services-Controller-Product-Brief.html
- Stingray Services Controllerの製品パンフレット: http://www.riverbed.com/about/document-repository/Stingray-Services-Controller-Brochure.html
世界中の22,000社を超える企業がリバーベッドを活用し、拠点間の距離、分散コンピューティング、増大を続けるデータ量が引き起こすパフォーマンスの課題を克服するためのソリューションによって、自社のITインフラを把握、最適化、統合しています。IT部門がクラウド環境に向けたワークロードの仮想化、統合、移行を戦略的に進めていくのにつれて、ユーザはデータからどんどん遠ざけられていきます。結果的にアプリケーションの処理速度やファイル転送が遅く、Webサイトの非効率性につながり、ITにおける戦略的取り組みの成果を低下させてしまうことになります。リバーベッドは、WAN最適化、ストレージデリバリ、アプリケーションアウェアなネットワークパフォーマンス管理、アプリケーションパフォーマンス管理、アプリケーションデリバリコントローラ、Webコンテンツ最適化(WCO)、およびクラウドによるデータ保護といった幅広いソリューションの提供により、ITパフォーマンスを一変させます。あらゆるアプリケーション最適化をいつでもどこでも提供できるリバーベッドの広範なパフォーマンスソリューション製品群によって、企業はビジネスの回復力とコスト管理を強化でき、生産性と効率性の向上を実現できます。
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リバーベッドは、グローバルにつながる企業のアプリケーションパフォーマンスを向上させます。リバーベッドのソリューションによって、企業は仮想化、統合、クラウドコンピューティング、ディザスターリカバリーなどの戦略的な取り組みを、パフォーマンスを損なうことなくインテリジェントかつ首尾よく実行できます。リバーベッドは、ITの理解、最適化、統合のために企業が必要とするプラットフォームを提供し、ビジネスニーズに即した、迅速で柔軟性が高くダイナミックなITアーキテクチャーを構築できるよう支援します。リバーベッドの詳細は、www.riverbed.co.jpをご覧ください。
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