リバーベッド、SteelHeadで最適化できるクラウドアプリケーションを拡張、 ハイブリッドWANで安全かつ低コストのアプリケーション配信を実現
新たにBox、ServiceNow、SAP SuccessFactors、Microsoft Dynamics CRMに対応。 ハイブリッドWANでのアプリケーション運用を戦略的かつ安定的に管理、ITコストの削減も実現。
日本発表日—August 06, 2015— アプリケーション・パフォーマンス・インフラストラクチャのリーダーであるリバーベッドテクノロジー株式会社(東京都渋谷区、以下、リバーベッド)は本日、クラウドアプリケーションの動作を目的に合わせて制御する新機能を搭載したRiverbed® SteelHead™ 9.1を発表しました。この新バージョンの可視化、最適化、制御機能を利用してハイブリッドWAN(ワイドエリアネットワーク)経由でアプリケーションを運用すると、業績や費用対効果が最大限に向上します。また現代の複雑な企業環境では、アプリケーションの配信元、データの保存場所、ユーザの所在地も一定ではありませんが、SteelHead 9.1 ならハイブリッドネットワークで戦略的かつ安全にアプリケーションを運用することが可能です。さらに、ビジネスクリティカルな作業負荷に低コストのパブリックインターネットを割り当てれば、投資収益率(ROI)を最大化することができます。リバーベッドはこのような「Direct-to-Net」機能の導入に加えて、SteelHead SaaSの最適化機能と柔軟性の強化も図りました。SalesforceとMicrosoft Office 365については従来からサポートしていますが、今回新たにSaaSのユニバーサルライセンスを導入し、Box、ServiceNow、SAP SuccessFactors、Microsoft Dynamics CRMのアプリケーションにも対応するようになりました。
現代の企業のITインフラはハイブリッド型が主流であり、自社運用、SaaS、あるいはクラウドベースのアプリケーションやインフラストラクチャを組み合わせてビジネスを行っています。今後も企業各社でSaaSアプリケーションの導入が進めば、IT部門はコストとパフォーマンスの最適なバランスを保ちながらSaaSアプリケーションを運用する方法を検討しなければなりません。ハイブリッドアーキテクチャとSaaSアプリケーションはコストの削減やTime-to-Market(製品を市場に投入するまでの時間)の短縮に寄与しますが、最適で一貫性のあるエンドユーザエクスペリエンスを実現しようとすれば、管理上の課題がCIOやIT部門にのしかかります。クラウドが普及した現在は、IT部門の管理の及ばないアプリケーションやネットワーク接続が増えているため、遅延の解消、ネットワークパスの制御、帯域幅やインフラストラクチャのコスト管理、サービス品質(QoS)の確保、ネットワークの可視化などの管理作業がますます困難になっています。
業界最先端のWAN最適化ソリューションであるRiverbed SteelHeadは、クラウドが抱える課題の解決に役立ちます。ハイブリッドWANの可視性、最適性、制御性を強化することで、コストと複雑さを抑えながらアプリケーションのパフォーマンスや社員の生産性を最大限に高めることができます。SteelHeadの最新版では、パブリックインターネットを含めたあらゆるネットワークで確固とした最適化を実現し、あらゆるアプリケーションで最高のエンドユーザエクスペリエンスを提供できます。
リバーベッドのSteelHead/SteelFusion製品グループ担当バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャー、ポール・オファレル(Paul O'Farrell)は次のように述べています。「クラウドコンピューティングには、アプリケーションのパフォーマンスが保証されないという問題があります。しかし、アプリケーションパフォーマンス分野を10年以上牽引しているリバーベッドは、そのような環境でもパフォーマンスの問題を回避できる明確な道筋を示してきました。新たに発表したSteelHead 9.1も、自社運用とクラウドの区別なく、あらゆるアプリケーションのパフォーマンスをビジネス的に十分なレベルに維持できる包括的なソリューションを提供します。アプリケーションのパフォーマンスが業績を左右する時代になりましたが、セキュリティと柔軟性を高めたSteelHead 9.1なら、クラウドとパブリックインターネットをこれまで以上にフル活用していただけます」
インターネットでの安定したパフォーマンス向上
現代の企業では、インターネットの検索、ソーシャルメディア、ファイル共有/コラボレーションサイト、ビデオオンデマンド(VoD)、YouTubeなどを業務として利用するケースが増えています。IT部門の管理機能をパブリックインターネットにまで拡張するSteelHead 9.1には、次のような新機能と特長を備えています。
- インターネットのパフォーマンスを高めるWebプロキシの導入: リバーベッドはインターネットに直結する接続でエンドユーザエクスペリエンスを改善し、トラフィックも削減する最も包括的なソリューションを提供しています。SteelHead 9.1には、すべてのインターネットトラフィックでWebオブジェクトをキャッシュする透過型のHTTP(S)プロキシが組み込まれています。これにより、大きな動画ファイルの2度目以降の受信を回避して帯域幅を節約することができます。また、ローカルでのリクエスト処理により、接続を確立する時間を短縮できるため、アプリケーションのパフォーマンスがさらに向上します。このような機能は、社員のトレーニングや行政等の会議で利用する機会が増えている大きな動画ファイルに対して特に有効です。
- SaaSアプリケーションの最適化と拡張性を強化: SteelHead 9.1から導入されたSteelHead SaaSのユニバーサルライセンスを使用すると、毎月1人当たり1.99ドルの負担で新たなレベルの柔軟性と生産性を獲得できます。サブスクリプションサービスのSteelHead SaaSにはSaaSアプリケーションの配信を高速化する機能があり、アプリケーションのパフォーマンスが最大で33倍速くなるほか、必要な帯域幅も97%削減できます。また、ビジネスクリティカルなアプリケーションのパフォーマンスを最適化する、または状況に合わせて規模の拡大/縮小を迅速に行うなどの柔軟性もあり、コストの抑制や俊敏性の改善にも効果的です。
- サポート対象のすべてのSaaSアプリケーションに対応する新しいユニバーサルライセンス: SteelHead 9.1のリリースに伴い、SteelHead SaaSの内容もアップデートされ、「1人あたり1サブスクリプション」でサポート対象のすべてのSaaSアプリケーションを最適化できるようになりました。管理コンソールでボタンを一度クリックするだけで、費用を追加することなく新しいSaaSアプリケーションの最適化をすぐに開始できます。
- より多くのSaaSアプリケーションでパフォーマンスを最適化: SaaSアプリケーションを導入すれば事業の継続性を強化できますが、ホスト型のアプリケーションからSaaSアプリケーションへ移行する際には、ネットワークの容量、アプリケーションのパフォーマンスやエンドユーザエクスペリエンスがネックとなる場合もあります。Salesforce.comでは、従来からアプリケーション単位の最適化、可視化、制御をサポートし、Microsoft Office 365にも対応してきましたが、SteelHead 9.1からはBox、ServiceNow、SAP SuccessFactors、およびMicrosoft Dynamics CRMについてもアプリケーションの最適化をシームレスに有効化できるようになりました。追加コストも必要ありません。SteelHead SaaSの定評あるパフォーマンス改善機能をぜひご活用ください。
Riverbed SteelHead 9.1は既に提供を開始しています。ユニバーサルライセンスのSteelHead SaaSは2015年8月初旬のリリース予定です。最新のアプライアンスの詳細については、2015年1月発表のSteelHead CX 70ハードウェアシリーズをご覧ください。
Riverbed SteelHeadとRiverbed Application Performance Platform™についてRiverbed Application Performance Platformは、エンタープライズ環境全体にわたるエンドツーエンドの可視化、最適化、制御を実現するためのプラットフォームです。重要な構成要素であるRiverbed SteelHeadは、ハイブリッドエンタープライズであらゆるアプリケーションの高速配信を実現する業界最先端の最適化ソリューションです。このソリューションを導入すれば、アプリケーションのパフォーマンスとエンドユーザエクスペリエンスを詳細に可視化できます。また、一元的に管理されているビジネス目的に沿ったポリシーに基づき、ハイブリッドネットワークのアプリケーションを可視化することで業績目標を達成することもできます。
リバーベッドはアプリケーションパフォーマンスインフラストラクチャ市場を牽引する企業であり、年間収益は10億ドルを上回ります。リバーベッドが提供する最も包括的なプラットフォームをハイブリッドエンタープライズに導入すれば、アプリケーションパフォーマンスの安定化とデータの可用性向上が実現すると同時に、パフォーマンスの問題をすばやく検出して業績に影響が及ぶ前に解決できます。また、社員の生産性の最大化やITを活用して業務のアジリティ(俊敏性)を新たなかたちで確立することも可能で、ハイブリッドエンタープライズはアプリケーションパフォーマンスを武器として競争上の優位を勝ち取ることができます。リバーベッドの製品は、「Fortune 100」の97%、「Forbes Global 100」の98%を含む2万6,000社以上の企業に採用されています。詳細については、 jp.riverbed.com をご覧ください。
本文中に記載のあるリバーベッドならびにリバーベッド製品およびサービスの名称またはロゴは、Riverbed Technology, Inc. の商標です。その他すべての商標は、所有者である各社に帰属します。
<本件に関する報道関係者のお問い合わせ先>
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TEL: 03-5423-6777/FAX: 03-5423-6778
E-mail: marketing@riverbed.co.jp
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About Riverbed
Riverbed®, The Digital Performance Company™, is united in our purpose of Advancing the Human Experience in the Digital World. Behind every digital experience is a human one, and Riverbed enables organizations to measure digital experiences and maximize digital performance so they can deliver better and more powerful human experiences— for customers, employees, partners, patients, and citizens. Riverbed’s Digital Performance Platform includes a combination of Digital Experience Management and Digital Networking solutions that ensure superior digital and user experiences, provides new levels of operational agility and accelerates business outcomes. Riverbed’s 30,000+ customers include 100% of the Forbes Global 100. Learn more at riverbed.com
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